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オーティコン補聴器、聴覚分野への更なる関心を!言語聴覚士養成課程及び聴覚関連分野で学ぶ学生から、聴覚ケアに関する論文募集~みみともヒアリングケア論文コンクール2020初開催~

110余年の歴史をもち、デンマークに本社を置く補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡、以下、オーティコン)は、言語聴覚士を目指す学生及び、聴覚関連分野で学んでいる学生を対象とした、「みみともヒアリングケア論文コンクール2020」を実施いたします。

近年、世界中で高齢に伴う加齢性難聴者が増加しています。更に日本は高齢化問題がより深刻な状況であるにもかかわらず、耳の健康に関して社会全体の意識が低い状況です。日本の高齢者の多くは、年をとって聞こえなくなるのは、あたりまえ、と難聴を放置する傾向にあるようです。今回の論文の課題の1つでもある、Japan Trak 2018によると、難聴を自覚し医師に相談する人は、全体の42%で、58%の人は相談もせず放置しています。更に医師に相談し難聴と診断された人の中から、補聴器を実際に装用する人はわずか14%といわれています。大多数である86%の人は難聴を放置しているのです。一方で、オーティコンの本社があるデンマークでは、難聴を自覚した人のうち、68%が医師に相談、最終的に半数以上の53%が補聴器装用による難聴への対処を行っています。

グラフ1

その原因の一つとして考えられるのが、日本は海外と比べ聴覚の専門家が少なく、適切なサポートが受けにくいことが挙げられます。実際、日本で聴覚の専門家にあたる、言語聴覚士の聴覚分野での就労は全体の約10%程度(有資格者のうち、日本言語聴覚士協会、正会員<17,890名>に対する、聴覚分野での就業者数<2,017名>:出典 日本言語聴覚士協会ホームページ内のデータ<平成31年3月現在>)にとどまり、言語聴覚士を目指す多くの学生にとって、聴覚分野は資格を活かせる機会や活躍の場が少ないと映っているようです。しかしながら、聴覚ケア業界内での言語聴覚士のニーズは非常に高く、今後さらに言語聴覚士の活躍が期待されています。

グラフ2

オーティコン補聴器では、言語聴覚士を目指す学生並びに聴覚分野で学ぶ学生の皆さんに、聴覚分野への関心を更に高めてもらうことを目的として、本論文コンクールを開催します。ご応募いただいたすべての論文は、聴覚学の権威である、九州大学名誉教授、福岡大学医学部客員教授(耳鼻咽喉科)の白石 君男先生や、社内のオーディオロジー専門家が厳正なる審査を行い、受賞者を決定します。英語部門の最優秀者には、オーティコンが所有する業界唯一の独立した基礎研究機関、エリクスホルム研究センターで毎年開催される、『エリクスホルムサマーキャンプ』(世界中から優秀な学生と専門家が集い、オーディオロジーを学ぶという貴重なイベント)への参加権が与えられます。

オーティコン補聴器 プレジデント、木下 聡は次のように述べています。

「この論文コンクールへの参加を機に、より多くの学生の皆さんが聴覚分野に興味を持つきっかけとなれば嬉しいです。また、課題を作成する中で、改めて世界や日本における聴覚ケアの現状と課題を認識し、今後の学生生活にも活かしていただけたら幸いです。聴覚ケアリーディングカンパニーとして、オーティコン補聴器は日本国内の聴覚関連分野の学生を継続的に支援し、将来の聴覚分野を支える人材の育成に繋げていきたいと考えています」

【応募資格】

日本国内の言語聴覚士養成課程及び聴覚関連分野に関心を持ち学んでいる学生

【募集期間】

2020年3月13日(金)~2020年4月17日(金)

【募集テーマ】

下記いずれか1つのテーマを選び、投稿規定に基づいて応募して下さい

(1) 「Japan Trak 2018調査報告」及び「Japan Hearing Vision」に関する考察と提言

上記二つの資料を踏まえ、本邦におけるヒアリングケア分野の現状について考察と提言を述べる

使用言語:英語

(2) 聴覚障害領域における日本の言語聴覚士の現状と将来像

応募者自身のバックグラウンド・モチベーション・キャリアプランを含めた提言を述べる

使用言語:日本語、英語どちらでも可

【表彰内容】

英語部門 最優秀1名           :エリクスホルムサマーキャンプ参加権

                     (参加費・交通費を含む)

日本語部門 最優秀1名          :みみともサマーキャンプ参加権

                     及びアマゾンギフト券

各部門 優秀・佳作 各1名ずつ       :アマゾンギフト券

エリクスホルムサマーキャンプ(デンマーク):2020年8月19日(水)~23日(日)

みみともサマーキャンプ(日本)      :2020年8月14日(金)~16日(日)

【選考】

創造性、補聴器との関連性、実現性、英語力(テーマ1のみ)を選考判断基準として、下記、社内外の選考者による厳正な審査により決定する

白石 君男先生(九州大学名誉教授 福岡大学医学部客員教授(耳鼻咽喉科))

トーマス・ベーレンス(オーティコンデンマーク本社、オーディオロジー主幹)

木下 聡(オーティコン補聴器 プレジデント)

田中 智英巳(オーティコン補聴器 アドバンスト・オーディオロジー・センター、センター長)

【審査・発表】

2020年5月下旬にオーティコン補聴器ホームページにて発表予定

【応募方法】

専用メールフォーム(3月13日に特設ページ内に開設予定)に必要事項を入力し、Word形式の論文を添付の上、メールにて応募する

*その他、詳細に関しては、当社ホームページ内、本論文コンクール特設ページをご覧ください。

https://www.oticon.co.jp/event/staward

【問い合わせ先】

みみともヒアリングケア論文コンクール事務局

Email: info@oticon.co.jp

■オーティコン補聴器について

補聴器業界におけるパイオニアであるオーティコン社(Oticon A/S)は、デンマークを本社とする世界的な企業で、15,000人以上の従業員を有するデマントグループの傘下にあります。日本市場においては1973年より製品の製造・販売を行っています( https://www.oticon.co.jp )。オーティコンの新しいブランドコンセプト「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」とは、「難聴による制限のない世界、補聴器が難聴者の生活に溶け込み、難聴により引き起こされる健康リスクを抑えながら、その人らしく充実した人生を送る手助けとなれるよう、常に最も革新的な補聴器開発をおこなっていくこと」です。オーティコンは先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、革新的な技術を開拓してきました。1977年には先進技術とオージオロジー(聴覚学)を研究するエリクスホルム研究センター(デンマーク)を設立、約13,000人以上のテストユーザーと世界中から参集した様々な分野の科学者と共に、軽度から高重度、子供用から大人用まで、あらゆる難聴に対応できるよう、常に最先端で革新的な補聴器の開発・製造を行っております。

■デマントグループについて

デマントは、115年前にデンマークのオデンセで補聴器の輸入商から始まり、のちに補聴器の製造や診断機器、人工内耳事業へと参入していきました。現在、聴覚ヘルスケアにおける全ての分野をカバーする世界唯一の企業として、世界130か国以上でビジネスを展開しています。ビジネス領域ごとの売り上げ比率では、補聴器事業が全体の87%を占めており、その他、人工内耳事業4%、診断機器事業が9%を占めています。中核となる補聴器事業ではオーティコン、フィリップス、バーナフォン、ソニックなど複数のブランドを展開しています。また、デマントはウィリアム・デマント財団が所有し、世界で唯一の慈善財団が所有する聴覚ヘルスケア企業です。全デマントグループ15,000人の従業員とともに、聴覚ヘルスケアや聞こえの改善の研究、製品開発を行っています。

▼本リリース掲載サイト

https://www.oticon.co.jp/about/press/center/press-releases/2020/20200306

▼オーティコン補聴器ホームページ

https://www.oticon.co.jp/