テクノロジー ライフスタイル 医療・福祉・介護 社会・政治・経済

乳酸菌がウイルス性肺炎を抑制、免疫力の向上にも有効 ~北海道大学との共同研究により酵素処理乳酸菌素材LFKで肺炎抑制効果を確認、特許取得済~

ニチニチ製薬株式会社(本社:三重県伊賀市、代表取締役:森下 政彦、以下 ニチニチ製薬)は、北海道大学 宮崎 忠昭特任教授との共同研究により、酵素処理をした乳酸菌素材「LFK」がウイルス性肺炎を抑制することを確認し、「II型肺胞上皮細胞活性剤」の特許を取得しています。また、加熱処理乳酸菌素材「FK-23」は、免疫賦活作用を確認しており、免疫力向上に有効と考えられます。

■背景

肺炎で亡くなる人は日本国内だけでも年間10万人を超え、交通事故の死者数を上回ります。インフルエンザやSARS、さらに新型ウイルスなど、肺炎罹患のリスクはますます高まっています。抗ウイルス薬がなかったり、あっても耐性ウイルスの出現が問題になる中、予防や自身の免疫力による回復が重要と考えられています。ニチニチ製薬は健康増進に関わる多数の論文、特許取得実績がある乳酸菌素材「LFK」による肺炎抑制効果の研究を進めてきました。

■概要

1.LFKのII型肺胞上皮細胞活性作用

インフルエンザなどのウイルスが肺に入ると、肺の上皮細胞が破壊されます。そのまま放置すると肺炎となり肺胞が死滅して肺機能が衰え、呼吸ができなくなって死に至ります。しかし、LFKを摂取することで、肺胞が破壊されることを抑えて肺胞が死滅するのを防ぎ、さらに肺胞上皮細胞が死滅して肺胞が少なくなっても新しい肺胞上皮細胞の増殖が促されることが確認できました。これにより、肺の炎症が抑制されるため、ウイルス性肺炎にかかっても重篤な症状は避けられる可能性が高くなります。ウイルス感染後の生存率を調べた実験でも、LFK摂取により生存率が高くなることが確認されました。

本件は、2014年に特許取得済みです。

ウイルス感染後の肺の組織像

ウイルス感染後の生存率

2.FK-23の免疫賦活作用

FK-23をマウスの静脈に注射し、体内で誘導されるTNF活性を測定したところ、300μgの投与で、ガンの治療に用いられるOK-432(免疫を高める薬)に匹敵する値を示しました。当社は、『人々に健康で豊かな生活を提供する』という理念の下、今後もFK-23、LFKおよびFK-23とLFKを特殊加工したMK-116のさらなる研究、開発を進めます。

FK-23の免疫賦活作用

■FK-23、LFK特許取得実績

FK-23

・感染防御剤(No.2969017)

・抗腫瘍剤(No.3040711)

・毒性軽減剤(No.3040699)

・白血球減少治療剤(No.3272023)

・C型肝炎治療剤(No.2712000)

LFK

・抗アレルギー剤(No.3040744)

・血圧降下剤(No.2889481 No.2889491)

・II型肺胞上皮細胞活性剤(No.5451703)

・色素沈着抑制剤(No.4326905)

・酒さ治療剤(No.2944662)

FK-23、LFK特許取得実績一覧

■ニチニチ製薬について

1987年設立。創業以来、「加熱処理乳酸菌」の免疫機能性にいち早く着目し、独自の乳酸菌素材「FK-23」、「LFK」、「MK-116」の研究とその成果を応用した製品の開発、製造、販売を行っている。学会発表は150件以上、国内外の医学雑誌への論文掲載の実績は70報以上、特許取得実績は11種類。近年、急速に市場拡大する「死菌乳酸菌」のパイオニアとして、自社製品のほか、飲料メーカー、食品メーカーの商品にも多くの採用実績がある。

■会社概要

商号  : ニチニチ製薬株式会社

代表者 : 代表取締役 森下 政彦

所在地 : 〒518-1414 三重県伊賀市富永239番地の1

設立  : 1987年2月14日

事業内容: 乳酸菌・有用微生物の研究開発及び健康食品の製造、化粧品の販売

資本金 : 8,500万円

URL   : http://fk23.nichinichi-phar.co.jp/

【お客様からのお問い合わせ先】

ニチニチ製薬株式会社

Tel:0120-171-868