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SNSで多くの人がつぶやく「台風頭痛」……。 脳神経内科に聞いた台風頭痛に効くマッサージがこちら!

台風9号、10号と続いた大型台風。
ツイッターなどのSNSでは「台風頭痛がつらい」「台風頭痛が半端ない」「これが、台風頭痛か…」など台風頭痛を訴える人であふれています。
頭痛は、統計で幅があるものの、国内で頭痛に悩まされる患者さんは、3000万人と言われ、非常に多くの人が悩まされている症状。平成28年度の国民生活基礎調査よれば、特に25歳~54歳の女性が頭痛を多く感じているという実態も報告されており、これからの季節「台風頭痛」に悩まされる人は増えると考えられます。

そうした中、台風頭痛を和らげる方法として今、注目されているのが、2017年に出版された『ストレスをもみたきゃ頭蓋骨をもみなさい』。本書は、30万部のベストセラー『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』の著者、六本木・寺林治療院院長の寺林陽介氏と監修の脳神経内科医・内野勝行氏が頭痛を和らげるための方法を執筆したもの。

「台風頭痛」はどうすればやわらぐのか。なぜ頭痛が起きるのか、多くの頭痛患者さんの治療にあたり、頭蓋骨マッサージを実践してきた内野勝行医師に聞きました。

「台風頭痛は緊張型頭痛と考えられます。緊張型頭痛は、頭から背中にかけての筋肉が緊張することによっておこる頭痛で、頭がぐっとしめつけられるような痛みが続きます。
気圧が低下すると自律神経の乱れやストレスから、血管の収縮、筋肉の緊張が起きるため、緊張型頭痛が起きやすくなるのです」

また今年は、リモートワークや自粛で運動不足に陥り、血流が悪化している人も多いため普段より台風頭痛に悩まされる人も多くなる可能性が大。
実際、内野医師の病院では、リモートワークの影響で緊張性頭痛を訴える患者さんが増加。例年になく頭痛に悩まされる1年となりそうだ。

台風頭痛対策に!脳神経内科が実践する頭蓋骨マッサージ

やり方は実に実に簡単で、緊張型頭痛を引き起こす頭の側頭筋をもみほぐすもの。
内野医師の病院でも緊張型頭痛の患者さんに指導しているもの。
緊張型頭痛は、首や肩、背中の筋肉がストレスで緊張し、頭の筋肉をギューッと収縮させるため起きます。頭を輪っかで締め付けるイメージと言うことも。

内野医師おススメの「頭蓋骨マッサージ」は次の4ステップ。

STEP1:耳の上のマッサージ
STEP2:こめかみのマッサージ
STEP3:後頭部のマッサージ
STEP4:側頭部を温め、リラックス

ここでは、STEP1の耳の上のマッサージをご紹介します。

【耳の上のマッサージ】
まずこぶしを握り、薬指と小指の第2関節を耳の上にグッと押しあててマッサージしていきます。少し強めの力でマッサージすると、より効果的です。頭皮をただもむのではなく、頭蓋骨をもむつもりで、手をしっかり押しあててから、マッサージをしてください。
ただ、頭部に傷がある方、頭痛がある方、マッサージ中に痛みを感じた方は、決して無理をしないでください。

1. 耳のすぐ上に手をおき、薬指と小指の第2関節をぐっと押しあてます。そのまま10数えながら、グリグリと上下に細かく手を動かし、マッサージします。
2. 手の位置を少し上げ、同様に10数えながらマッサージをします。
3. さらに手の位置を少し上げ、同様に10数えながらマッサージをします。

ポイント 
マッサージをしたら、手のひらで頭を包むようにして温めてください。
ゆっくりと手のひらの温度でもみほぐした側頭筋を温め、大きく深呼吸。リラックス効果が得られます。「もむ」と「温めて筋肉を緩ませる」をセットにすることで効果を得られます。

これから2か月以上続く台風シーズン。

「頭蓋骨マッサージ」が痛みを和らげてくれるはずです。