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福岡大学と産学連携 がんの早期発見へ コロナ禍でもがんの定期検診を 佐賀県みやき町らと健康増進の取り組みスタート 唾液1滴でできる『サリバチェッカー (R) 』1,000名規模の「がん診断検査」を解析

株式会社サリバテック(本社:山形県鶴岡市、代表取締役:砂村眞琴、以下「当社」)が提供する唾液1滴でできるがんリスク検査『サリバチェッカー (R) 』の有用性を検証するため、佐賀県みやき町、福岡大学、如水会今村病院による共同研究が9月より開始されました。


■コロナ禍でがんの発見が遅れるリスク
2020年8月、イギリスTHE LANCET Oncologyの論文1)で、イギリスでは、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより、がんの診断が遅れたことで、がんの死亡者数が大幅に増えることが予想されるため、緊急の政策介入と定期的ながん検診が必要であると発表されました。
ここ日本においても、疾患リスクの早期発見や早期治療を目的として、年に1度は健診や人間ドックを受けることが推奨されています。平成28年の厚生労働省の統計2)によると、健診や人間ドックの年間受診率は、男性72.0%、女性63.1%となっており、約3割の人が定期健診を受けていない状況です。それに加え、コロナ禍でがんの診断が遅れることは、がんの早期発見の機会を失うことに繋がりかねません。がんの早期発見には、定期的ながん検診が欠かせません。

■約1,000名に検診 産学連携でがんの早期発見・早期治療を
本研究では、みやき町による健康増進サービスの一環として、佐賀県みやき町の住民で特定検診に加えて肺がん検診、大腸がん検診、乳がん検診のいずれかのがん検診を受けられた方約1,000名を対象に、当社が開発した唾液によるがんリスク検査『SalivaChecker(R)(サリバチェッカー)』の有用性を検証します。
本研究は、福岡大学が臨床研究ととりまとめ、みやき町および今村病院が情報提供を行います。
唾液は「身体の鏡」といわれ、血液や尿と同じように健康状態の指標となる多くの情報を含みます。唾液中の成分の大部分は血液由来のため、がん細胞から出る代謝物質は血管を通り、唾液中にも一部が移行するといわれています。サリバチェッカー(R)は、最新の測定装置を用いてこれらの物質を解析します。1滴の唾液から肺がん、膵がん、大腸がん、乳がん、そして口腔がんの5種類のがんリスクが測定可能です*。
本取り組みを通じて、みやき町民の特定健診の受診率が向上し、多くの町民が健康的な生活を送れるよう、当社としてもより一層、がん検査に注力してまいります。

* 本検査のみでがんにかかっているかどうかを診断することはできません。本検査を受けた場合でもがんの確定診断には医療機関にて医師によるがん検診・検査を受ける必要があります。

出典元:1)Camille Maringe, James Spicer, Melanie Morris, et al. The impact of the COVID-19 pandemic on cancer deaths due to delays in diagnosis in England, UK: a national, population-based, modelling study
Lancet Oncol 2020; 21: 1023-34.
出典元:2)厚生労働省「平成28年 国民生活基礎調査の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/index.html

■『サリバチェッカー(R)』の概要・特長
唾液中の代謝物質の濃度を高精度に分析し、がんで異常値を示す物質の濃度をAI等で解析することで、現在、がんにかかっているリスクを判定します。
からだに負担をかけることなく、一度の検査で複数のがん(男性は肺がん、大腸がん、膵がん、口腔がんの4種、女性は乳がんを加えた5種)それぞれのリスクを検査することが可能です。
サリバチェッカー(R)は2018年に全国の医療機関に展開し、現在は全国の医療機関(医科・歯科)約1,100箇所で導入いただいております(2020年8月現在)。


■会社概要
株式会社サリバテック
【設立】  2013年12月3日
【代表】  代表取締役 砂村 眞琴
【住所】  山形県鶴岡市覚岸寺字水上246番地2
【従業員】 20名(2020年5月現在)
【資本金】 4億9355万円
【事業内容】・スクリーニング検査事業(衛生検査所登録番号 庄内保健所 第6号)
・新規スクリーニング開発事業
・検査受託におけるプラットフォーム開発
【URL】  https://www.salivatech.co.jp/

株式会社サリバテックについて
「もっと早い段階で、がんを発見することができたら…」医師としての辛い経験と、一人でも多くの患者さんを救いたいという強い想いから、起業を決意。
医師である砂村眞琴が代表を務める株式会社サリバテックは、慶應義塾大学を中心とした多数の大学と共同で研究を重ね、患者さんから採取した少量の唾液から、複数のがんのリスクがわかる『サリバチェッカー(R)』を開発しました。
将来的には、手軽に唾液でできる様々な病気の検査を提供していきたいと考えています。


<報道関係者お問い合わせ先>
株式会社サリバテック 広報事務局
TEL:03-5411-0066  FAX:03-3401-7788  E-mail:pr@netamoto.co.jp
担当:小室(携帯:090-5537-8309)
担当:杉村(携帯:070-1389-0175)