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<自転車の安全利用促進委員会レポート>通学時の自転車事故多発の山梨県!高校生の自転車事故を防ぐ指導ポイントを学ぶ教員向け『自転車通学指導セミナー』を山梨県で開催しました

自転車のルール・マナー等の正しい理解や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、2021年2月16日(火)に山梨県立甲府南高等学校で行われた山梨県教育委員会主催『第6回山梨県高等学校生徒指導主事連絡会議』にて、県内の高等学校の生徒指導担当者約62名に対して、自転車通学指導セミナーを実施いたしました。

講演では自転車の安全利用促進委員会メンバーの遠藤 まさ子氏が、山梨県の自転車事故の特徴や事故データに触れながら、自転車通学指導の重要性を解説しました。また、年間を通じた指導タイミングとそのポイントを全国の事例を交えて紹介。さらに生徒が加害者になってしまった事例や自転車製品の安全性(BAAマークについて)、メンテナンスの重要性等について講演しました。

山梨県は、自転車通学時の高校生の1万人あたりの事故件数が47都道府県中ワースト11位(29.77件)と事故が起きやすく、重傷率も13.7%と他の県に比べて高いことがわかっています(2019年/自転車の安全利用促進委員会調べ)。講演の中で遠藤 まさ子氏からは、「安全な自転車通学の基本はまず、安全な自転車に乗ることが重要です。BAAマークなどの安全マークを参考に自転車を選ぶことも安全へ繋がります。そして定期的なメンテナンスをしていくことが重要です。」と強調しました。

他にも講演の中で、「ついついやってしまいがちな法令違反行為が、思わぬ危険に繋がることがあるので、基本的なルール・マナーを適切なタイミングで伝えていく必要があります。また、山梨県は自転車保険加入が義務化されています。生徒が加害者になってしまう事故も起きているので、万が一に備えた自転車保険加入の重要性も指導していってほしいです。」と話しました。新学期を前に、最適な指導について改めて考える機会となりました。

【参加した教職員の感想】

・「今回の講演を聞いて、新入生ガイダンスで伝えていく内容を改めて考え直したいと思った。これまで以上に自転車保険やBAAマークなどの安全マークの重要性も伝えていきたい。(高校教員)」

・「生徒がしがちな“ながら運転”など、法令違反をしている自覚と正しい知識を教える必要があると思った。講演で教えていただいたツールなど指導に活かしていきたい。(高校教員)」

講演の様子1

講演の様子2

■参考資料

<自転車の安全利用促進委員会とは>

自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送って頂くため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しております。

<BAAマークとは>

BAAマークは、一般社団法人自転車協会が制定し、同協会が定める自転車安全基準に適合した製品に貼られています。BAAマークの自転車安全基準は全部で約90項目もあり、安全・安心な自転車の目印として認知されています。

BAAマーク

<登壇者>

講演 遠藤 まさ子(えんどう・まさこ)

自転車の安全利用促進委員会メンバー、自転車ジャーナリスト。自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い、各誌に寄稿している。テレビ・新聞・雑誌などの各種メディアでコメンテーターとして登場する機会も多い。

遠藤 まさ子氏