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2019年のトレンドを反映する花決定 第15回フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAは福島県のグリーンが最優秀賞

花き卸売市場国内最大手の株式会社大田花き(おおたかき:本社東京都大田区 代表執行役社長:磯村信夫 JASDAQ7555)は、年間に出荷される20万以上に及ぶ全品目品種の中から、データによる振り落としとバイヤー投票でトレンドを反映するフラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2019を4つ選出しました。
日本一の花き卸売会社が発表した第15回フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAは4つ。キーワードは”ナチュラル”とい”映え”です。
受賞商品は自然な雰囲気とSNS映えするフォルムとカラートーンが特徴です。花のトレンドにおいても、SNSの普及が人気を牽引する重要なファクターであることがわかります。なにより、これらのヒットを創出したのは、「マーケットで喜ばれるものを作る」という生産者さまの思いと信念、何十年にも及ぶ積年のご努力の賜物であることにご注目いただきたく存じます。 

【最優秀賞】ドウダンツツジ 株式会社グリーンテック(福島県いわき市)
最優秀賞は福島県のグリーン(枝物)のドウダンツツジ。枝物の中では初の最優秀賞です。1本でもその場の雰囲気を大きく変える力のあるドウダンツツジは、日本原産の樹木です。ナチュラルで涼しげな雰囲気を演出し、代替の利かない美しさがあります。生活者の自然回帰嗜好と相まって、イベントや商業施設ばかりでなく、一般家庭でもインテリアとしてドウダンツツジだけで花瓶に生けられるなど、幅広いシーンで使われるようになりました。また、国内需要ばかりでなく、海外にはないことから輸出も盛んに行われ、国内外で圧倒的な人気を誇っています。国内でな各地から出荷されますが、とりわけグリーンテックの蓮実さんが細やかな注文に対応されることが評価され、受賞に至りました。

ドウダンツツジドウダンツツジ

 

 

【優秀賞】イキシア(アヤメ科の植物)‘アクアマリン’ 高坂(こうさか)園芸(千葉県茂原市)
高坂さんは脱サラから一転、花生産者へ。花全体の出荷量は減少傾向の中、毎年出荷量を伸ばしている生産者のおひとりです。イキシアの開発に要した月日、実に16年。圃場の隅に飛び落ちた1つのタネから生まれた変異種に目を付け、大切に殖やしました。国内流通では無二の奇跡の青い花。イキシアは、ピンク、白、黄色が大多数ですが、アクアマリンは透き通るようなブルーで見る人を惹きつけつける素晴らしい花です。バラやユリのように取扱量は多くありませんが、そのインパクトが大きく人々の心に残りました。
9月の台風15号ではパイプハウスが倒壊したり、ビニールがはがされたりなど大きな被害を受けましたが、2月からの再開出荷に向けて、現在鋭意復旧中です。

 

 

イキシア アクアマリンイキシア アクアマリン

 

イキシアが農場で満開になる様子イキシアが農場で満開になる様子

【特別賞】ハイブリッドスターチス‘雲竜(うんりゅう)’ JA信州諏訪(長野県諏訪市)

「花が咲く前がかわいい!」とプチプチ感が大人気。スターチスの中でもこのタイプはお米のようにかわいらしい粒々が並ぶことから、ライスフラワーとも呼ばれます。ほかの花とも合わせやすくスターチスの新しい活路と地位を確立。一時期の販売低迷を乗り越え、昭和以来の人気再燃中です。この度、生まれ変わった新しいスターチスが令和元年に初受賞しました。

ハイブリッドスターチス‘雲竜’ハイブリッドスターチス‘雲竜’

 

【新商品奨励賞】バラ‘マンゴリーバ’ 前橋バラ組合(群馬県前橋市)

 

昨今、ニーズが満たされた雰囲気が漂うバラのマーケットにおいて、ヒットを見通して新品種を導入するのは難しいものです。そこを前橋バラ組合のみなさまは、地道なマーケット調査と先見の明で、映えるマンゴーカラーの‘マンゴーリーバ’を導入し、多くのバイヤーに評価されました。前橋バラ組合の常にマーケットに耳を傾けようという真摯な姿勢と、農業生産者としてはかなり若い40代を中心とした組合員構成で、トレンドのキャッチアップも的確に行ったことが奏功しました。
前橋バラ組合は赤城山の麓で、10組のバラ農家が共同で生産・出荷を行っています。独自に培った全国でも珍しい「プランター栽培」で、高品質のバラを出荷。「日本ばら切花品評会」では、最高賞である農林水産大臣賞を2年連続で受賞。品評会の常連として名高く、また某有名小売店からも高い定評を得るブランド産地です。

バラ‘マンゴーリーバ’バラ‘マンゴーリーバ’

尚、次の要領で表彰式を開催いたします。受賞者さま全組が大田市場にご来場される予定です。表彰式後取材も可能ですので、何卒ご注目くださいますようお願い申し上げます。

【フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA表彰式 開催概要】
◆開催日時         2019年12月6日(金) 朝6時50分から7時00分
         ※7時過ぎから10時30分頃まで受賞者への取材が可能です。
◆場   所   株式会社 大田花き せり室にて(東京都中央卸売市場大田市場花き棟内)
◆表   彰   株式会社大田花き代表磯村より各受賞者へ賞状とトロフィーの授与、
         及び各受賞者よりひとこと
◆予想動員        350人から400人 (当日のせり参加買参人数の見込み)
◆URL     https://otakaki.co.jp/flower/
◆主   催   株式会社 大田花き
◆運   営   株式会社大田花き花の生活研究所